カスタマイズの小ネタ・・自動表示切替
ここまではX-Finderの機能の紹介をメインに書いてきたが、これ以降は主に既存機能あるいは外部ソフトの組み合わせで実現可能なカスタマイズの小ネタを記述していく。
しばらくは以前まとめサイトに書いた内容の詳しい説明がメインになると思う。
フォルダの先頭ファイルの種類に応じて自動的に表示形式を変更する
explorerを使用していて、「画像ファイルがあるフォルダを開くとそれまでアイコン表示だったexplorerがいきなり縮小版に切り替わった」といった経験がある人も多いかと思うが、こういった動作を自分で指定してやろうというのが本項の目的。
X-Finderでは表示形式に加えて表示する項目やソート順、壁紙やタブ名、タブの背景色なども指定することができ,任意のパスを実行したりすることも可能。
以下ではその方法を記述していく。
基本的な考え方は、「フォルダを開く」動作と「拡張子によって動作が異なるツールフォルダ(Viewchange.ini)を実行する」動作を同じランチャで実行するといったもの。
フォルダを開いた後はフォーカスは先頭のアイテムにあるので、先頭のアイテムの種類(拡張子)に応じて異なった動作をすることになる。
上記のランチャの内容は以下のとおり。
フォルダを開き自動的に表示を切り替える [パス] 2:Open: Select:Clear Extra:viewchange.ini [動作] 実行
また、viewchange.iniには以下のアイテムが登録されていることとする。
画像ファイル→縮小版 [パス] 1:ViewStyle:5 1:Columns:名前,-2,サイズ,-2,作成日時,-2,更新日時,-2,大きさ,-2 [動作] 送る 拡張 .jpg,.bmp,.png,.gif
音楽ファイル→詳細表示 [パス] 1:ViewStyle:4 1:Columns:名前,-2,サイズ,-2,ビットレート,-2,アーティスト,-2,更新日時,-2 [動作] 送る 拡張 .mp3,.wma,.ogg,.wav
動画ファイル→並べて表示 [パス] 1:ViewStyle:6 1:Columns:名前,-2,サイズ,-2,ビットレート,-2,アーティスト,-2,更新日時,-2 [動作] 送る 拡張 .mp4,.mpg,.wmv,.avi,.ogm
以上のような設定がされていれば、「フォルダを開き自動的に表示を切り替える」ランチャを用いてフォルダを開いた際、先頭アイテムがviewchange.iniに記述されたファイルだった場合はviewchange.iniで設定した表示形式、表示項目になり、それ以外のアイテム(フォルダやtxtファイル等)だった場合は通常の設定の表示形式となる。